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DIYで防音対策

大掛かりな工事が出来ない場合やそこまで高い防音性能を求めている訳ではない場合などは、簡易でDIYがで着る防音対策の作業を検討されてみては如何でしょうか。簡易でDIYができる防音対策の作業を検討されてみましょうか。

DIYで防音をする理由

高い防音性能と手間の掛からない防音対策を望むのであれば、当然ですが費用をかけて専門業者へお願いする方が良いかと思います。DIY防音対策をするという事は、自分で出来る範囲の対策をするという事です。

「どの様な目的で防音対策をする必要があり」、「自分がどこまでの作業が出来て」、「費用はどの程度まで掛けれる」のかを把握する事が、DIY防音の第一歩です。

  • あまり高い防音性能を必要としていない。
  • 大掛かりな工事をする事が出来ない。
  • 高額な施工費を用意するのが難しい。
  • ある程度の建築作業は自分でできる。

自分で出来るDIY防音対策を挑戦する際の注意点

DIYにて防音対策をする上で、しっかりと効果を発揮させるためには「どの様な目的の為にDIY防音をするのか?」を明確にすることです。適用ない場所に間違い使用したら無効てお金も無駄になります。

1.騒音源を確認すること

2.防音箇所のサイズを測ること

3.適用な防音材を選択すること

4.防音材正しい使用方法を確認すること

5.防音材貼る後効果確認すること

DIYで防音-騒音源確認

何処までの作業がDIY防音で出来るのか?

防音材は、重くて大きい物が多いです。DIYで対策を行う際は、何処までの作業が自分自身で出来るのかを把握する事が必要です。防音材を購入しても、作業が出来なくては前に進みません。

  • 電動工具の使用が出来るか?
  • 建築の知識がどの程度あるのか?
  • 作業人数や重たい材料を運べるか?
  • 賃貸なので退出時に原状回復が必要だ。

防音対策をするのには、いろいろな目的があると思います。嫌な騒音を防ぎたい場合や趣味の音楽を思い切り楽しみたいなど。作業や材料選びにおいても優先順位を決めて対策に取り組む事で、様子を見ながら段階的に取り組むことも可能になります。

防音対策の目的

  • 楽器演奏をする際の近隣への配慮を考えたい。
  • 階下への足音や振動を軽減させたい。
  • 壁が薄く隣室への音漏れの不安を減らしい。
  • 反響音がひどく、耳が痛くなるのを改善したい。

防音対策を実施の流れ

  • STEP.1DIY防音の目的は? どの様な事を改善させる為に防音対策をするのかを明確にする。
  • STEP.2予算と作業内容 どこまでの予算と作業が可能なのかを計画を立てて考える。
  • STEP.3施工方法と材料選び目的に合った施工方法と防音材料を考えて選ぶ。
  • STEP.4購入と施工 材料を購入して、正しい使用方法で作業を行う。
  • COMPLETIONその結果 効果の出る防音対策をする事が可能になります。
DIYで防音流れ

DIYできる防音材の種類

防音材とは

防音材には、その素材が防音させる際に発揮させる効果や性質の違いによって分けると、「吸音材・遮音材・防振材・制振材」の4種類に分類できます。それぞれの防音商品に特徴があり使用目的や効果も異なります。ではか下記はよく使う防音材を紹介させていただきましょう。

吸音材 -ポリエステル繊維吸音パネル

100%ポリエステル繊維を縮絨し板状に仕上げた素材を採用し、高周波の音域の吸音に優れているということが挙げられています。外に音が漏れないようにするだけでなく、必要以上に室内で音が反響するのを防ぎ、良い音の響きだけを伝えられるというメリットがあります。細い繊維と太い繊維を組み合わせることで、高い吸音性能と製品の自立性を両立させました。

 幅広い汎用性吸音性はもちろん断熱性、不燃性、耐久性などに優れたフェルト製の吸音ボードです。断熱材としての効果も兼ね備えています。外気からの温度伝熱を低く保ちたい際などにも最適です。家の壁や床の中にも使われます。環境にも健康にも優しい素材なので、使うときもとても安心です。

 雰囲気が変える】シンプルなデザインのものや、カラー展開が豊富なものもあるので、お部屋を彩ることができます。部屋の壁に吸音ボードを貼りたいけれど、お部屋の雰囲気も崩したくないという方におすすめです。フェルメノンは優しい色合いのものが多く、また安全性が高いことから幼稚園や保育園の壁にも使われています。雰囲気に合わせて壁紙をDIYする気分で取り付けることができます。

 取り扱い簡単軽くて扱いやすいフェルト製なので、壁に貼るのも簡単。両面テープなどでつけることができます。また、本体に粘着性はないので、床に置くスタイルでも使うことができます。また、掃除機をかければ簡単にホコリを取ることができるので汚れを気にせず使うことができます。

素材:100%ポリエステル繊維
断熱、不燃、耐久性、安全性が高い
壁紙をDIYすることも可
家の壁や床、天井にも使える

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吸音材-ウレタンスポンジ

吸音・断熱・難燃・環境性が高い『ウレタン吸/防音材』

ウレタンスポンジを使用した材料には、吸音効果に加え断熱材としての高い断熱効果がございます。断熱性の目安となる熱抵抗値が高い為、形状安定性に優れており、温度変化による伸縮も見られず、断熱材として長期間性能を維持する耐久性を兼ね備えております。室内の温度を一定に保つ事で冬は暖かく夏は涼しいエコな環境づくりにも貢献します。

様々なシチュエーションで、防音効果を発揮します!
反響や残響が多く、楽器の音がクリアに聞こえない時など。

外へ音漏れはしていないが、ピアノを練習するとすぐに耳が疲れてしうば場合に。

重たい面倒な作業もせず、コストを抑えて簡易的に防音したい。

壁や天井においても、防音材などと組み合わせて使用する事で、高い遮音効果を実感出来ます。防音壁、防音室をdiyで作りましょう!

宅録音スタジオやオーディオ、シアタールームなどの下地として遮音性能を確保出来ます。

素材:ウレタン
断熱性、 吸音性、高緩衝 、防炎性、強度耐摩擦性が高い
DIY防音室を作ることも可
家の壁や床、天井にも使える

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遮音材 -遮音シート

遮音シートは「騒音を透過させない」「振動を伝えない」の効果を高めるために開発された高性能な防音シートです。遮音性能と制振性を大幅に向上させて、壁面や天井などの防音対策に大変優れております。他の遮音シートには少ない、防振・制振効果の性能が高い事が大きな特徴です。

素材:樹脂やゴム、薄い金属
断熱性、 吸音性、防炎性、強度耐摩擦性が高い
DIY防音室を作ることも可
家の壁や床、天井にも使えるですが工事を実施している現場に使えることは多いです

用途別の防音材の選び方

防音材には使用する場所や目的によって、効果を発揮する材料から使用する事が難しい材料までございます。その為、お悩みに合わせた防音材選びが必要になります。
防音とは、効果の違う材料を上手に組み合わせる事により最大限の力を発揮します。

工事をする際に実施できる防音対策

床の防音対策

床の防音対策の基礎知識

床の防音対策を考える際に、フローリングやカーペットなどの仕上げ材料選びの一つの目安となるものとして、「軽量衝撃音」と「重量衝撃音」という床衝撃音レベルというデータがあります。軽量床衝撃音軽く小さな物を床に落として「コッン」といったり、スリッパで歩いた時の「パタパタ」と言う様な軽く高い音の性能表示。重量床衝撃音「ドスン」と飛び跳ねたり、「ドカン」と重く大きな物を落としたりした際の重く低い音の性能表示。

「LL-○○」や「ΔL等級」などと表記され数字化されておりますが、実際の現場では周りの環境や建物の構造などが違いますので、あまり当てにならず正しい防音の知識が必要になります。

床の二重構造

床の二重構造とは、コンクリートに直接床を張らずに空間を作り、そこに床板などを張るという構造です。これにより、床下への音や振動の伝播が減り、遮音性が高まります。また、床下に給排水管や電気配線を設置するなど、設備配管類のメンテナンスや交換が容易になるメリットもあります。

天井の防音対策

天井の二重構造とは、上階の床に直接天井材を張らずに、ボルトなどで吊った板材を天井とする構造です。これにより、上階への遮音効果が高まります。また、換気用ダクトを二重天井の間に設置することができるため、スッキリした見た目になるというメリットもあります。

壁の防音対策

壁の二重構造とは、鉄筋コンクリート造の壁の内側に石膏ボードなどを張り、その表面に内装用のクロスを貼るという構造です。これにより、話し声やTVの音などの空気伝搬する生活音への遮断効果が高まります。DIYで壁防音したい場合、石膏ボードを勧めません、

面倒な工事をしなくても簡易有効なDIY防音対策

床. 壁や天井に吸音ボードで内装する

防音対策として、 床. 壁や天井に 吸音ボード で内装する 方法があります。例えば壁の場合、「吸音ボード」や「防音パネル」などを飾りという防音対策があります。これにより、生活音を遮断するだけでなく、断熱、不燃、耐久性、安全性が高いし、光熱費も節約ができる対策にもなります。
また、 吸音ボード を飾ったら室内に一度内装したように、防音性も高くになり。そして、直貼るだけで防音ができます。

[自作]簡単にDIY防音ドアも作れる

STEP1:DIYでドア(扉)の隙間を埋めて防音しましょう
まずはドアの隙間を埋める作業からです。
こちらをしっかり行うだけでもドアによっては15dB以上の防音効果が有ります。
ドア下側の隙間(アンダーカット)から埋めます。

最近建てられた住宅ではシックハウス症候群やアレルギー防止、湿度上昇によるカビ発生を防ぐなどの理由から、24時間換気する為にドア下部にアンダーカットと呼ばれる隙間が空けられています。

まずはこちらを埋めないと音がここからダダ漏れです。音は容赦なく入ってくる
ので、下枠を作り音がダイレクトに入ることを防ぎます。
賃貸でもDIYで防音ドアを作れる、以下の様な部品をおすすめます。

では作り方の説明です。 
※対象のドアにアンダーカットが無い方は読み飛ばして下さい。

作成する下枠の幅を決めます。
左右、枠の幅を測れば良いですね。筆者の場合、幅は約68cmでした。

今件は奥行き約3cm、高さ1.4cmの杉板(長さ68cmでカット)を使用しました。
高さは施工するドアのアンダーカットより0.4cm以上大きい位が理想です。(実際は自分の部屋のドアのサイズを測って確認してください)
※隙間を埋めるだけで無く、ドア下に接する必要があります。
写真の様に片側(廊下側)は足を引っ掛けない様に電動サンダーで角を削り滑らかにしました。
もう片側(ドア側)は隙間テープを貼るのでそのままにします。

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カットして仮置きしたアンダーカットを塞ぐ用の下枠です。
筆者は写真に写っている「屋外用すきまふさぎ、防水テープ」を使用しました。 
幅10mm×厚さ5mmの防水テープです。
制作された下枠に合わせた幅の物をお選びください。
3M製のものを選んだ理由ですが、メーカー自体に信頼性も有り、粘着力がしっかりしていて耐久性が高いからです。さらに3年後に剥がしましたが、剥がしあとも粘着も残らず原状回復可能です。すきまテープは色んなメーカーから出て居ますが、スポンジ部分が半年でボロボロになったり、粘着部分の素材が粗悪ですぐに剥がれてしまい、さらに剥がれ跡がとても汚いなどの経験をしたからです(๑・▱・๑)

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そして、下枠のドア側にすきまテープを貼って、床の汚れを取り、制作した下枠の裏側に木工用ボンドを塗ります。

ドアがしっかりと閉まり、スキマテープが軽く凹む位に隙間が無くなる場所を選び

上からしっかり重たい物を乗せ床と下枠を接着します。
1日もあれば乾き、がっちりと固定されます。
もし接着場所がずれていたなど失敗した場合は木製のハンマーなどで床と水平に「パッカ~ン」と叩いてやると直ぐに剥がれますので、再接着をトライしてみて下さい。
筆者は2回失敗しました(´◉◞౪◟◉)
あまり失敗すると、失敗したボンドを削りとらないと凸凹で隙間が出来そうですね。
枠・左右横枠の隙間を埋めます。

下枠の接着が終わったら、横、上枠にスキマテープを貼ります。
下枠で使ったのと同じテープを使用しました。これでドアの隙間は完全に塞ぐことが出来ました。

*注意:すきまテープを貼るとドアが閉まり辛くなったり、全く閉まらなくなったりしますのでスキマテープの厚みはしっかり考えてから購入して下さい。

TEPT2:遮音材・吸音材を貼り付けます

簡単に貼るだけで防音できる遮音材・吸音材を貼り付ると防音効果を高める。

使い方法は商品によって差がありますが、詳しい情報は商品の説明書を参考してください。

この方法でDIY感が否めない見栄えですが出ていく音、入ってくる音が半減したと感じ、効果絶大です。完全防音では有りませんが、音がかなり気にならなくなったのでとても満足しています。何よりもたった1万程度で出来てしまったのが良かったです。引き戸の方をDIY防音したい場合、この方法も適用と思いますがご参考ください。
他に効果がある防音対策-DIYで二重窓を作って防音する
まず、二重窓(内窓)DIYに使う、樹脂製のサッシの種類を紹介します。
二重窓は、現在の窓の内側に樹脂製のサッシレール枠を取り付けます。
アルミサッシと違って、樹脂製のサッシは、しなりがあります。
しなりのおかげで、サッシを隙間なく押し込むことができるのです!
隙間がなくなるので、高い断熱性能、防音性能が期待できるます。
窓工房がよく取り付ける二重窓の樹脂製サッシは主に次の4種類です。
・旭硝子製のまどまど
・YKK AP製のプラマードU
・トステム製のインプラス
・大信工業製のプラストサッシ(内窓プラスト)
これらの樹脂製サッシ枠に、目的に応じたガラスを組み合わせて使用します。
DIYでの二重窓作る方法は多いですが、ここはその中の一つを紹介します。
DIYでの二重窓作りに必要な道具
簡易二重窓に使用する共通の道具です。事前に下記のものを用意しましょう。
●コンベックス(メジャー)
●プラスチック用ノコギリ(金ノコや目の細かいノコギリでもOK)
●大型刃のカッター
●マジック
●両面テープ(薄手の一般強力用)
●ヤスリ(紙ヤスリは120番くらい)
●定規(出来るだけ長いもの、1Mくらいが使いやすい)
●セロハンテープ
ポリカーボネイト中空板の断面
窓の面材で使うポリカーボネイト中空構造板の切断はホームセンターのカットサービスを受けられる場合があります。きれいにカットしてもらえるので、切るスペースがとれなかったり、持ち運びが大変な場合はお願いしましょう。
その場合、上下のレールを取り付けてから寸法をしっかり測った方が間違いがないでしょう。カットサービスを利用する場合は長い定規は使いません。

部屋防音一番簡単で材料費が一番安価な二重窓である、引き違い2枚窓の作り方をご紹介します。モールが細いので小さな窓向きです。(自作窓防音)
参考金額:約4000円(窓サイズ800mm×780mm)
●ポリカーボネート中空構造板4.5mm(窓の縦寸法×窓の幅+60mmくらい)
プラスチックモール(色は白と茶色) 
●カブセ5.5(窓の縦寸法×2本)   
●ガラス戸レール5上(窓の幅寸法×1本)
●ガラス戸レール5下(窓の幅寸法×1本)

左からカブセ、上レール、下レール

1.ガラス戸レールの取り付け窓の幅に合わせてノコギリでガラス戸レールを切断します。ノコギリで切った表面が荒れてしまった場合やサイズがきつかった場合はヤスリで削って調整します。そしてガラス戸レールの裏に両面テープを貼って上下にしっかりと貼り付けます。レールの幅に合った両面テープを使って下さい。

パネルの切断パネルは大型刃のついたカッターで切断します。縦は慎重に寸法を測ってください。レールにはまらないとすぐ外れてしまいます。
縦:上下レールの内寸+7mm
幅:窓の幅÷2+30mmくらい
定規をあてて浅く何回かに分けて少しずつ切るときれいに切れます。長い定規を使って切断すると安定して、作業しやすいです。パネル切断で床に傷がつかないように下にダンボールやカッター板などを敷いて作業しましょう。パネルの切断面はめくれやすく、ゴミが入りやすく、手を切ってしまう可能性もあるので、薄手のテープを貼ります。

3.カブセの取り付け上下ガラス戸レールを取り付けた内寸法で切断します。窓の縦-15mmの寸法で切断します。パネルの縦にプラスチックモールのカブセをはめ込みます。パネルの上下をそれぞれ均等になるようにあけておきましょう!
パネルフレームのはめ込みパネルフレームを奥からはめ込んでいきます。まず上をはめてから下のレールにパネルをはめこみましょう。
パネルの隙間ができてしまったり、冷気がはいってくる場合は隙間テープを貼って調整しましょう。

この方法は出窓diy防音や賃貸内窓 diy 防音も適用と思いますがご参考くださいませ。

DIY防音壁を創る前に

今回のDIYは、隣室との境の壁の前に、さらにもう一枚防音壁を創っていく施工法です。
隣室から音が進撃してきた場合、まずはどこから漏れてくるのか調べてみましょう。
もし天井や床、ドアなどの特定の個所から回り込む音漏れが特に見つからない場合には、今回の施工法が効果を発揮するでしょう。
音漏れ箇所を調べる方法はこちらで詳しく述べています。
【スマホの騒音計アプリで防音対策!】
どうぞご参照ください。
DIY作業時間は、2名で設置・測定・撮影まで行って半日ほどでした。
防音壁の厚みが約10.5 cmほどあるので、部屋に元々ある壁から隙間を3 cm空けると、合わせて13~14 cmほど壁が内側に迫ってきて部屋が狭く感じるかもしれません。予めご承知おきください。

DIY防音壁(間仕切り)に必要なもの

防音壁に必要なものは以下の通りです。
材料は自室の壁の大きさに合わせて準備してください。

材料

工具

  • カッター → 石膏ボード切断
  • スライド丸鋸、電動ノコギリ など → 木材カット
  • タッカー → グラスウール留め、遮音シート留め
  • インパクトドライバー、コンプレッサー → ビス留め
  • メジャー、定規
  • 脚立

防音壁の作成手順

工程は次のようになります。

木材の切断

45mm×45mmの木材を、図1のように455 mmピッチで組み立てて防音壁の骨組みとなる木枠を作成します。
壁の高さや幅を測定し、自室には何組の骨組み木枠が必要になるかを確認してください。

                   図1. 骨組み木枠の寸法

1組の骨組み木枠に関して、木材は
縦方向 → 天井高さ-145 mmの長さ×3本
横方向 → 910 mm×2本
が必要となります。
横方向を910 mm(455 mmピッチ)としているのは、石膏ボードのサイズに合わせているためです。
数値が割り切れない場合は、調整のため端の方の骨組み木枠が狭くなっても構いません。
縦方向の合計長さで、天井の高さ-55 mmとなっているのは、骨組み木枠の上下に後からアジャスターとしてネダ受け金具を付けるためです。

骨組み木枠の組み立てと設置

カットした木材を図1のように組み立てたら、部屋の元からの壁と隙間を空けるように設置してください。
壁→空気層→壁→空気層というように、異なる状態の媒質の層を重ねることで防音効果がアップします。
間隔が大きいほど効果は高まるので、できれば3 cm、少なくとも1.5 cm以上の隙間を確保するのが望ましいでしょう。

その際、防音壁を天井と床に突っ張らせて固定するために、骨組み木枠の上下にネダ受け金具を付けて調節します。

グラスウールを充填

部屋の元からの壁と新たな防音壁の間の太鼓現象防止用に、骨組み木枠の隙間にグラスウールを充填します。
グラスウールをタッカーで骨組み木枠に留めていってください。

石膏ボード1層目を貼る
[石膏ボードには音を通しにくい性質があります。 石膏ボードを1枚で用いるほか、厚手品の使用や複数枚の重ね張り、さらには吸音材との併用により、たいへん優れた遮音性能を得ることができます。 アパートの住戸間の界壁や、ホテル・病院の壁など、プライバシーや静けさが要求される場所でもよく使われています。]
石膏ボードを1枚そのまま貼り付けられるように骨組み木枠を作成しましたが、足りない部分には石膏ボードをカットして補ってください。
2回ほどカッターを通すとスムーズに切ることができます。
次に、石膏ボードを910 mm ピッチで建てた骨組み木枠に貼っていきます。

防音壁を垂直に建てるには、骨組み木枠と石膏ボードの角をピッタリ合わせることがポイントです。
骨組み木枠と石膏ボードは、インパクトドライバーとコンプレッサーを利用したネジ打ち機を使い、タッピングビスで留めています。
ビス打ち間隔は、縦300 mmピッチ、横455 mmピッチほどです。
石膏ボードは表面の紙で形状維持しているので、ビスが紙を貫通してしまうと抜けてしまいます。そのためビスを打ち込むときは、図2左のようにあまり強く埋め込まないように気をつけてください。

             図2. ビスの打ち方

今回は賃貸物件のケースを考え撤去のしやすさを重視したため、石膏ボードの接合部のコーキングや、表面のクロス貼りはしていません。しかし、もしコーキングやクロス貼りをする場合には石膏ボードの端をカッターや面取りヤスリで面取りした方がよいでしょう。

遮音シートを貼る

遮音シートを壁の寸法に合わせてカットし、遮音シートと遮音シートが10 cmほど重なるようにようにタッカーを使い貼っていきます。

石膏ボード2層目を貼る

石膏ボードの接合部から音が漏れてくるのを防ぐために、石膏ボード1層目と2層目を目違い貼りで貼っていきます。
今回は、目地が重ならないように1層目は右下から、2層目は左上から石膏ボードを貼っています。

方立(ほうだて)の設置

防音壁が倒れてこないように、壁の両脇に、突っ張り棒的な役割をする方立を設置します。

方立の中はグラスウール充填をしてもしなくてもどちらでもかまいません。

GCボードの設置(室内の反射音の調整用)

壁の大きさに合わせて加工・切断したGCボードを嵌め込んで両面テープやインサルピンなどで貼り付けます。

GCボードの加工の仕方はこちらで詳しく述べています。
【遮音シートと吸音パネルを足したら防音性能はどうなった?】
どうぞご参照ください。
室内の音の響きが気にならないようであれば、GCボードは無くてもOKです。
なお、グラスウールはガラス繊維であるので、GCボードのように袋に入っていない場合は飛散して肌に刺さり痒くなったり、吸い込んだりすることがあります。
扱う時はマスクや手袋をして、素手では触らないように注意してください。

性能測定

125 Hz、250 Hz、500 Hz、1000 Hz、2000 Hzの5音域のオクターブバンドで遮音性能を測定しました。
この音域は周波数92.5~2960 Hzであり、人間の可聴範囲(20~20,000 Hz)の中で防音しにくい低音域をほぼカバーすることができます。
防音壁の遮音性能の測定結果は以下の通りでした。

防音壁を設置すると、遮音しにくい低音域もバランスよく性能が向上していました。
この性能であれば、ボイスチャットやゲーム実況のような声の巨音に対してはほぼ問題なしといえます。
ただし、得られる効果は、部屋の元からの壁がどのくらいの性能であったかによっても違ってきます。
今回の結果は「木造の壁への設置」に相当し、コンクリートなど元々の防音性能が高い壁に設置した場合は効果が少し薄れるでしょう。
同じDIY方法で自宅(家)に自作防音壁適用だけではなく、アパートのdiy防音、マンションdiy防音 、外壁防音diy、間仕切り壁diy 防音など全てに適用と思います。

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業者や工事を入れない床(フローリング)のDIY防音

「賃貸物件で大掛かりな防音工事をする事が出来ない」「建築業者に頼らず自分達で出来る範囲の床の防音対策をしたい」という様な声も多く頂きます。

ソノーライズでは、お客様より使用目的やどの程度までの作業が可能なのかをヒアリングして、防音マットZSなどを使用したDIYでの防音対策のご相談にも乗らせて頂いております。社員や仲間と施工してみたいとお考えの場合は、お気軽にご相談ください。

DIYで人気の防音マットZSの使用例

建物の構造や環境によっても効果は変わってきますが、実例の多い人気の対策ばかりとなっております。防音マットZSは、厚さ20ミリの超厚タイプから3ミリと薄手の商品まで5種類の厚さのご用意がございます。使用目的に合わせて、DIYでの防音工事も検討されてみては如何でしょうか。

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1.運動や楽器演奏などでの活用

トレーニングジムやスタジオ、武道場などの床下地材として防音効果を発揮します。
エアロバイクやルームランナーなどのトレーニングマシーンの防振対策に効果的です。
宅録やシアタールームの対策でも人気が高く、オーディオ機器の音と振動を沈めます。
ピアノやドラムなどの楽器演奏の打撃音を抑え防音性能を高めます。

2.日常生活の中での防音

階下へ伝わる幼児の足音や日常の物音などの騒音や振動を軽減させます。
畳やカーペットなどの下へ敷き込む事で、床の防音効果を向上させます。
健康器具やマッサージチェアの下に敷き込んで振動音を防ぎます。
椅子やキャスターなどを引く際の気になる音を抑えます。

床の防音材の違いと比較

床の材料にも多くの種類がございます。用途に適したものを使用することで、防音効果を発揮しやすくなります。また、要素の違う材料を組み合わせることで、相乗効果がみられるものも多いです。
DIYでドア防音、壁防音、床防音、窓防音などの簡単に自作防音方法を紹介しましたが、 なぜマンションで“防音天井”をDIYする方法は紹介しませんか。理由としては自作で天井に防音材を付けるのは安全性が保証できないんです。専門の業者や工事をしなければならないと考えます。

おまとめ

防音商品様々ですが一番便利な商品は直貼りの吸音材です、特には ポリエステル繊維吸音パネルウレタンスポンジ 吸音材ですね、 断熱、不燃、耐久性、 防炎性、強度耐摩擦性と安全性と吸音性が高いです。でも実際に使用の場所によって適用な商品を選択も重要です。

よくある質問

自分の部屋を防音室にするにはどうすればいいですか?
部屋を防音室にする方法4選
1.防音性のある床にするor防音材を敷く
2.窓を防音ガラスにするor二重窓にする
3.防音ドアにする
4.壁に吸音・遮音シートを入れる

防音室を設置するにはいくら費用がかかる?
注文住宅に防音室を設ける場合の費用相場は、約250万〜460万円です。 こちらの費用は、主にグランドピアノやドラム、サックスを本格的に演奏したり、ホームシアターとして映画鑑賞をしたりするための防音室を作るためにかかる費用目安です。 防音室は、使用目的によって必要となる防音性能も異なるため、コストにも差が出ます。

防音効果のあるものは何ですか?
防音グッズ8選
1-1. 防音マット・カーペット
1-2. 遮音テープ・隙間テープ
1-3. 防音カーテン・遮音カーテン
1-4. 吸音パネル・遮音パネル
1-5. ウレタン
1-6. 防音スリーブ
1-7. 防振ゴム
1-8. 防音マイク

工事の期間はどのくらいかかるの?

現場の状況などにより異なりますが、おおよそ2~4週間ほどかかります。

天井の防音リフォームにかかる費用は?
天井の防音リフォーム工事にかかる費用を決める条件
一般的な天井の吸音性を高めるリフォーム工事にかかる費用の相場は約40万円~約80万円です。 防音レベルが非常に高く、木造のような元々の遮音性が低い建物の場合は約100万円~約200万円の費用がかかります。

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